伝統文化をやさしく
天后誕
旧暦の三月二十三日は、天后誕(てんこうたん)です。海の守り神、天后の誕生日のお祝いです。世界の華人のまちでは、どこもにぎやかなお祭りになります。
基本データ
2026年
旧暦3月23日
2027年
旧暦3月23日
2028年
旧暦3月23日
行事の由来
天后は、媽祖(まそ)とも呼ばれる海の守り神です。海に出る人を見守ると言われ、昔から漁師や商人に大切にされてきました。中国の海沿いの地方、台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシアなどに、多くの天后廟(てんこうびょう)があります。
毎年この日、各地の天后廟でお祝いの行事が開かれます。台湾や中国南部の海沿い、海外の華人が集まるまちでは、とくに盛大です。日本でも長崎の中華寺院に媽祖が祀られ、海の安全が祈られてきました。
伝統的な習わし
お祭りの習慣は、地方によって少し違います。よく見られるのは、花炮会の練り歩き(神様へのお礼の行列)、獅子舞と龍の舞、神功戯(神様にささげる芝居)です。参拝の人はお線香を上げ、一年の見守りに感謝を捧げます。
行事の日付は、旧暦から西暦に換算した参考の値です。土地によって習わしは少し違います。お寺や地域の行事の詳しい内容は、主催者の発表をご確認ください。