伝統文化をやさしく
七夕
旧暦の7月7日は、中国の七夕(しちせき)です。牽牛(けんぎゅう)と織女(しゅくじょ)の星が、一年に一度だけ会える夜と、言い伝えられています。2026年の七夕は、新暦の8月19日です。
基本データ
2026年
旧暦7月7日
2027年
旧暦7月7日
2028年
旧暦7月7日
行事の由来
七夕は、牛飼いの牽牛と、機織り(はたおり)の上手な織女の物語です。二人は天の川を挟んで離ればなれです。7月7日の夜だけ、かささぎが橋を作って、二人は会えると伝えられています。
昔の中国では、この日を「七姐誕」とも呼びました。七姐とは、織女のことです。女性たちは、針仕事の上達と良い縁を願って、織女に祈りました。この願いごとを「乞巧(きっこう)」と言いました。
伝統的な習わし
習慣は、地方によって少し違います。昔は、女性が織女を祀(まつ)って、針と糸、手芸の作品を並べました。針に糸を通す速さを比べる遊びもありました。地方によっては、鳳仙花(ほうせんか)の花で爪を染めて、美しさと幸せを願いました。中国の南の方や香港では、針・糸・おしろい・季節の果物をのせた「七姐盆」という供え物を出す家もあります。台湾では、子どもを守るとされる神「七娘媽」を祀る家もあります。今では、中国のバレンタインデーとして、大切な人と過ごす人も多くなりました。家族に牽牛と織女の物語を話す人もいます。日本では、同じ七夕が伝わり、短冊に願いを書いて笹に飾る行事になっています。
行事の日付は、旧暦から西暦に換算した参考の値です。土地によって習わしは少し違います。お寺や地域の行事の詳しい内容は、主催者の発表をご確認ください。